ごろごろ水珊瑚が生み出すカルスト地形 カルスト地形

カルスト地形とは、石灰岩地帯に生ずる特殊な侵食地形で、ユーゴスラビア北西部のカルスト地方に由来します。
石灰岩の多くは、太平洋中の生物礁起源で海洋プレートの移動と共に日本列島にたどり着いたサンゴ礁です。
標高100〜500mの高原で、鍾乳洞など大規模な奇形に富んでいます。
洞川地方はこのようなカルスト地形に代表されます。

  • カレン(karren)

    石灰岩地帯に見られる地表に現れた侵食地帯。
    石灰岩が墓石状に林立した景観をカレンフェルトと呼ぶ。
  • ドリーネ(Doline)

    鍾乳洞の上部が陥没して出来た窪地。
  • ウバーレ(Uvala)

    隣接したドリーネのいくつかが、互いに連結することによって生じた大形の窪地。
  • ポリエ

    地下水面より高い部分が侵食されつくした溶食墓地。
奈良県の天然記念物 ”五代松鍾乳洞”五代松鍾乳洞
五代松鍾乳洞

吉野熊野国立公園、大峯山系稲村岳直下にある奈良県の天然記念物 ”五代松鍾乳洞”。
昭和4年に地元、赤井五代末氏により発見され二代にわたり10余年の歳月を投入し探洞されたものである。洞内には全国に誇る鍾乳石や石筍が夢の宮殿を形造り見事な様相をみせている。
2,000メートル以上の奥行きを有すると地質学者は助言している。


※鍾乳石の「鐘」は乳を鐘(あつ)めるという意味です。乳は白い水でカルシウムを意味します。
※鍾乳石が1竸びるのにかかる時間は100年かかるといわれております。この黄金の一滴がごろごろ水の源と考えられます。
“神の水”ごろごろ水の誕生
“神の水”ごろごろ水の誕生

五代松鍾乳洞の真下から湧き出る水を古来より 「ごろごろ水」と呼び、水神山の神、を祀り地元では古くから万病に効く「神の水」として保全されてきました。 幾十年もの永い時間カルスト台地を旅した水は、鍾乳石で磨きあげられ「ごろごろ水」として生まれ変わりました。
今でもかれる事なく修験者や旅人の喉をうるおし続けている。ひっそり佇む石碑はなぜか地蔵菩薩にみえてくる。

ごろごろ水を育てた環境 ”天川の美”
天の美

天川村 吉野 洞川

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